3か月に一度の香りお勉強会 「長嶋塾」に行ってきました。
あの「Lli抽出法」の産みの親、高砂香料OBの長嶋先生の講座です。

テーマ1、単品香料

 

単品香料って?

 

あのアロマ試験のときに無理やり覚えた(私だけでしょうが)

リナロール1.8シネオールゲラニオール・・といった香りを構成している成分物質のことなんですって。

合成のものですが、モノによっては天然からの抽出も半分くらいなのだそう。

そのサイエンスの部分のちょっと難しいお勉強でした。

でも、単品香料が、何からどうやって抽出されていくのかという

とても興味深い内容。

 

そしてその合成香料の安全性に関しても、なぜ、どうして安全なのかきちんと納得!

難しいけれども楽しいっていう学びでした。

 

 

実習では

まずラベンダーの調合♡

 

酢酸リナリルリナロールαターピネオールと注意深く入れていくと・・
ふんふん早くもラベンダーの香り~~♡

ところが!

1.8シネオールを入れると、なんということでしょう!

それまで作ってきたさわやかなラベンダーの香りちょっとちがうものに・・・

深みが出るというか 奥行きが出るというか~

 

たっ たのしい~

 

 

 

次は、
ローズアブソリュートの調合

 

 

息を殺して 滴数を間違えないように・・
まずフェニルエチルアルコール わぁ~ローズだ!→

シトロネロールこれもまた違ったローズの香りです→

 

ゲラニオールを入れると・・ここでも!なんということでしょうが・・

すこし重さがでてまたニュアンスがちがってくるんですよ~

 

リナロールはココでも入れます。
香りの調合にはリナロールはマストアイテムなんだそう。

そういえば フローラル系のネロリやゼラニウム、イランイランなど
おなじみ精油にはほぼこれ、入っている成分ですね。(良かった、まだ覚えていた)

 

こうして、ラベンダーもローズアブソリュートも5種類の単品香料で完成。

でも、実際の調合では150種類位は使うのだそう。

 

それでも 自然界の植物の香りには遠く及ばず、
お花の香りには天文学的な数の成分があるのだそうです。

 

はぁ~~っ・・・参りました・・

(なにげに我が家のプルメリア~これにはどれだけの成分があるのでしょう・・いい香りでした)

植物ってやっぱりすごいなぁ~

 

普段、私たちがとうてい手にすることのできないこの単品香料を、こんな風に使って、
長嶋塾ならではの貴重な体験をさせていただきました。

単品香料の唯一入手方法もありました!
ライブラ→シングルフレグランスシリーズ

 

 

テーマ2は、効果的な精油のブレンド学

 

 

午後からは、

参加の皆さんお得意の精油を使ってのスキンケアを、

心理的な面からと
お肌ケアの面からの 二つの方法を
より詳しく学びました。

 

★ストレスからはじまる様々なダメージが

ひいては皮膚ダメージにまで及んでしまう仕組み・・

★私たちが使っていた精油のどの成分が経皮吸収しやすいのか

分子量のグラフもあるので、(今は呪文のような名前だれどね~)

今後やくだちそう~~ ・・・役立てようね。←わたしへ

ここはぜひ!知りたい部分でしたがとうとうここでクリアになりました。

 

 

そして!

 

経皮吸収のところで すごいことが明らかになりました!

 

手作り石けんの
一番の肌効果とされる

余剰油脂ですが、

 

鹸化によって
分解されたオイルは(モノアシルグリセロール)

は、分子量がすご~く小さくなっていて、

とても皮膚に吸収しされやすい性質となっている

つまり、手づくり石けんの
中にある余剰油脂は、お肌にとても吸収されやすい!
 

ということが わかりました

 

すごいよすごい~~

石けんを素材のオイルにこだわってつくる甲斐があるってものですね!

 

 

 

そして実習

 

メンタル面肌ケア面を考えて先生にブレンドしていただいた美容オイル。

 

私は日焼け防止 のオイルを選択しました。

メンタル面にも効果的な日焼け止めオイルってことですね。

香りがさわやかで 日焼け止めに使うだけではもったいない~

 

完成! 本日の実習作品

 

 

会場の大倉山記念館
青空に映え素敵でした。

ご参加の皆さま、アロマを生業にされている方がほとんどで、

毎度私はもうついていくのにヘロヘロですが、頑張って復習します。

長嶋先生ありがとうございました。

 

 


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